「おぼっちゃまさん」が見たい。
西暦2009年10月5日2時14分、
小学館ＳＡＰＩＯ編集部「フロム・リーダーズ」に送信。
「おぼっちゃまさん」が見たい。
自分は漫画好きで毎週各雑誌を見ているのだが、
最近の漫画は平凡な日常に潜む闇を描くようなアンダーグラウンドな漫画が多く、
一話見終わった後に気分が滅入ってしまう。
スカッとさせてくれるような圧倒的な主人公が入ればまだしも、
刺激的な漫画が蔓延している割に爽快な漫画が少ない。
先日MXTVでおぼっちゃまくんの再放送をやっているのを見た。
ふと想像してみる。
「おぼっちゃまくん」が大人になり「おぼっちゃまさん」になった物語を。
御坊茶魔ならこの日本をどうするか。
今までも日本を何とかしなきゃ的な漫画があったが、
そこら辺はタブーなのか、日本が世界のリーダーになるような描写は一切見られず、
漫画というフィクションにもかかわらず結局曖昧で終わるパターンになってしまう。
奇しくもおぼっちゃまくんもゴー宣もSAPIOも小学館である。
最近は昔のヒット作品の続編化をよく見かける。
成長した御坊茶魔が日本の現状を踏まえつつ
世界を相手に公のために立ち向かう姿が一読者として見てみたい。
現実世界を適切な認識力とバランス感覚を持ちあわせている小林先生と
大金持ちの御坊茶魔というキャラが
成せる壮大なフィクションを想像すると
舌舐めずりせずにはいられないと思うのは私だけであろうか。
