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俺の友達紹介で初めて湘南美容クリニックに行くと今ならお互いに5000円分のポイントが貰えるよ。よかったら行ってみてね! 後藤輝樹 お客様番号:200 0007 180178 湘南美容クリニック横浜東口院

「強者の論理」

西暦2008年4月14日18時26分、
小学館SAPIO編集部「フロム・リーダーズ」に送信。

「強者の論理」

家で使っている掃除機が故障した。
購入してから一年以内なので無償で修理してくれる。
母親も保証書は保管していた。
しかし、ネットで購入すると保証書に日付が刻印されていない事が多い。
そういった場合、
商品が送られてきた配送伝票を併せて保管しておくと購入日の目安とすることができる。
今回の場合もそうで、母親にはそのことを口酸っぱく言ったはずであった。
にもかかわらず配送伝票はなかった。
それでどうしようと母親は俺に言ってきた。
こんな事になるのであれば、俺が保証書類を保管しておけばよかったと思った。
もっとも、その当時、俺が保管しようかとも思ったけども、
そうであるならば自分の所有するモノ以外の家のモノの保証書類まで
俺が管理する必要性があるのかと思ったし、
親の保証書類を俺が保管してやるというような行為は何より何となく気が引けた。
しかし、やはり俺が保管してやらなければいけなかったのだ。
今回の件だってそうだし以前にも同じような案件があった気もする。
母親なんて、そこら辺の事にトンチンカンで疎いのだから
俺がちゃんと保管せねばならなかったのだ!

その時
ハッと思ってしまった。

世界には無知な国が多く
混沌としているのだから
我が国が管理していかなければというアメリカ合衆国と俺のその時の思考がリンクした。
そう思うと、アメリカの気持ちもわからなくもない。
非常に理解はできる。
しかし、アメリカは管理以上の事をしてはいないだろうか。
仮にフセイン政権に問題があったとするならば
アメリカはイラクからもう撤退してもいいはず。
大東亜戦争後の日本占領が日本の再建のためであるのならば、
アメリカはもう日本を干渉する必要はないはず。
私達日本人はもう自立できるのだから。
仮に俺が電化製品の類の保証書類を保管を受託したとしても、
母親の行動や性格等を管理をしようとも思わないし、できないし、
ましてや自分の都合のいいようにコントロールを強いない。
混沌としている世界をまとめるのは
強いアメリカがやらなければいけないという気持ちは酌むが、
もし世界のリーダーとして認められたいのならば
力で示すのではなく、自国の利益を計算するのではなく
多少の損は覚悟の上でも真摯に導く気概が必要である。
リーダーとはそういうものであり、絶対的に損な役回りである。
本来であれば、けして利を享受できる立場ではない。
壊れた掃除機の方はメーカーに問い合わせたところ、
掃除機の製造番号から購入日のおおよそがわかるらしい。
取り敢えず掃除機の方は一安心である。