定額給付金支給に使う２兆円は電気自動車のインフラ整備に充てた方が良い。

西暦2009年1月9日0時12分、
小学館ＳＡＰＩＯ編集部「フロム・リーダーズ」に送信。

定額給付金支給に使う２兆円は電気自動車のインフラ整備に充てた方が良い。

いたずらにお金をばらまくよりも、
そうした方が良い景気刺激策になる。

２兆円を
電気自動車を充電する設備に充ててもいいし、
電気自動車の製造に携わる企業や、
それを購入する消費者に補助金を支給してもいい。

充電設備整うスタンドが街中に普及したり、
補助金が出れば、企業は積極的に開発・販売できるし、
インフラが整っていれば消費者も安心して電気自動車を購入することができる。

何よりいち早く、電気自動車が普及すれば、
電気自動車の世界市場を牽引する可能性が高く、
充電池などの様々な技術が使われているので他の分野もリードできる可能性があるし、
そうなった時に中長期的には雇用も増え、
単なる景気刺激策ではなく、未来に繋がる景気刺激策となる。
２兆円の使い道は失業者等の低所得者層に向けたものか、
景気を刺激するためのものか現時点において未だ曖昧だが、
いずれにしても、その２兆円が呼び水となり不景気を脱し、
好況へと繋がる使い方であってほしいと思う。